旅の幅を広げるために１８切符を使え！

＜はじめに＞

　初めまして、「 tomo」と申します。今回は初投稿ということで、僕が大好きな、毎年旅に利用している『青春１８切符』について、他のローコストで済む交通手段と比較した際の利点、魅力をシェアしたいとおもいます。

　僕は今までに『青春１８切符』を使って「本州縦断」や「サイコロの旅」など、当切符ゆえの特性を活かして普通とはちょっと違う旅を楽しんできました。今回や今後の僕の記事で新しい旅の可能性を見つけられる方が一人でも増えてくれたら嬉しいです。

＜青春１８切符とは＞

　そもそも『青春１８切符』って何？って方のために、簡単に説明したいとおもいます（細かい使い方や性質については、既出で詳しい説明のあるサイトがあまりにも多いので、今回は省略します）。

『青春１８切符』とは、一言でいうと、「JRの普通電車やJR西日本宮島フェリーに乗り放題な切符」です！春、夏、冬の一定期間限定で誰でも購入、利用でき、料金は一枚1万１８５０円。一枚で５回分使えるので、1日で２３７０円以上の乗車料金がかかる移動時にはとても特に使える切符です。（新幹線等には一部を除き使用できないので注意が必要です）。今年の夏季の発売期間は8月31日まで、利用可能期間は9月10日までとなっているので、まだまだ間に合います！僕は今大学生なのですが、毎年この切符を有効活用して旅を楽しんでいます。

「夏休みも後半に差し掛かり、お金はほとんど残ってないけど旅行に行きたい！」といったワガママな学生や、「お盆休みがずれて今になってまとまった休暇が取れたからコスパよく旅がしたい」といった社会人、または「目的地も決めず、または目的地と日程だけ決めてのんびり気ままな旅がしたい」といった方には、心からお勧めできるサービスです。

＜格安な移動手段の中でも、『青春１８切符』をお勧めする理由＞

　上の文を読んで、「便利なのはわかったけど、ほかにも安い移動手段はたくさんあるじゃん。」と思った方も、中に入るかもしれません。確かに、高速バスや夜行バス、あるいはヒッチハイクのように、格安で目的地までいける移動手段は他にも存在します（ヒッチハイクなんてうまくいけばうえの中では最速、しかも０円でいけちゃいますよね笑）。

　しかし僕はそれらと比較した上でも、やはり『青春１８切符』が一番であると、自信を持って言えます。

　理由としては「青春１８切符を使用しての電車の旅は圧倒的に自由！」、これに尽きます。

　『青春１８切符』は一日のり放題、つまり途中下車もいくらだって可能です。バスを利用しての移動では、目的地まで休憩のサービスエリア以外では降りることができませんよね。みなさんもバスに乗っていて、「あ、綺麗な景色だからゆっくり見たいな」「目的地の途中にある観光地にも寄りたかったな」って思ったことが絶対あると思います。またヒッチハイクでも、初めて会った人に乗せてもらって、そのような場所の近くを通っても「あ、ここで一旦泊まってもらっていいですか？」なんて言える人はそうそういないと思います（少なくとも僕は絶対無理です笑）。しかし電車を利用すれば当初予定になかった場所に行きたくなった時、時間さえ許せばそれがいくらでも可能になります。

　また時間と費用にしても、遠方の場合にはバスよりも圧倒的に便利なんですよね。例えば、東京から名古屋まで、深夜バスを利用した場合、いまの時期だと費用は約3000から4000円、所要時間はだいたい７時間前後となります。しかし電車を利用すれば、費用は２３７０円固定、所有時間は東京を始発で出た場合途中下車なしで６時間となります。しかも電車だと、名古屋までの間に小田原、熱海、浜松などなど、思わず惹かれてしまう駅をバンバン挟みます。海沿いを走る電車に揺られながら海を眺め、お腹が空いたら浜松で名物浜松餃子を、なんて旅、素敵じゃないですか？

　ヒッチハイクにしても、予算では流石に敵わないものの、上記のように自由度では電車が間違いなく上回ります。また、学生ならまだしも、社会人や女性にとって、ヒッチハイクに抵抗のある人って多いと思います。当たり前ですが、電車ではそんな気を使う必要はないですよね。

　以上のように、『青春１８切符』を利用しての旅はコスト面にも優れ、ほかの格安移動手段と比較して圧倒的に自由なのです！！

＜最後に＞

　『青春１８切符』はどうしてもコストにのみ目がいきがちですが、紹介させていただいたように、その自由さゆえに、旅の楽しみの幅を何倍にも広げてくれる素晴らしいサービスです。またのり放題という性質は、今後の旅に新しい意味、目的を与えてくれたりもします。平成最後の夏、まだ旅し足りない！という人は、ぜひ『青春１８切符』を使って新しい旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

　それでは今回はこの辺りで。今後は『青春１８切符』に興味を持ってくれた人向けに、『青春１８切符の賢い使い方やお勧めなモデルコースなどを投稿する予定ですので、そちらも読んでいただけたら嬉しいです。